レポート

中松物産株式会社

2001/09/03

TDB企業コード:980653109 東京都中央区 魚類卸売り 民事再生手続き開始を申請 負債50億円

「東京」 中松物産(株)(資本金2000万円、中央区築地3-7-11、登記面=中央区築地5-2-1、代表中山昇三氏、従業員100人)は、9月3日に東京地裁へ民事再生手続き開始を申請した。

 申請代理人は中根秀樹弁護士(港区北青山3-6-19、電話03-5469-3230)ほか。

 当社は、1923年(大正12年)創業、59年(昭和34年)9月に法人改組した魚類、調味料の卸売業者。築地市場で業歴78年を有する老舗で、鮮魚、冷凍魚、魚卵類等の仲卸を手がけていた。大宮、川崎、大阪、鹿児島の4ヵ所に流通センターを設置し、外食産業、回転寿司店、スーパーストアに寿司ネタを販売、近年は、流通センターの売り上げが堅調に推移し、99年8月期には年売上高約143億円を計上していた。

 長引く景気低迷のなか、強固な営業基盤を有し2000年同期の年売上高は約139億円を確保していたが、競合激化、販売価格下落により収益が低迷。加えて取引先の倒産から焦げ付きが散発するなど財務内容が弱体化していた。
 このため、配送コスト削減や取引先の見直しなどにより経営合理化に努めていたが、業況は改善しなかった。
 負債は約50億円。