レポート

酒館株式会社ほか4社

2001/08/31

TDB企業コード:740051685 愛媛県松山市 酒類卸 地元大手の老舗酒類問屋 民事再生手続き開始を申請 負債53億5000万円

「愛媛」 酒館(株)(資本金1850万円、松山市竹原2-16-3、代表清水弘朗氏、従業員41人)と、関係会社の酒館開発(株)(資本金1000万円、松山市花園町4-7、代表山本晴榮氏、従業員45人)、栄光酒造(株)(資本金2400万円、松山市溝辺町甲443、代表清水弘朗氏、従業員15人)、酒館南部(株)(資本金1000万円、宇和島市夏目町2-1-8、代表渡辺秀一氏、従業員11人)、(株)清水食品(資本金1000万円、松山市空港通1-12-16、代表山本晴榮氏、従業員13人)の5社は、8月29日に松山地裁へ民事再生手続き開始を申請した。
 申請代理人は5社ともに真木啓明弁護士(松山市大街道3-1-4、電話089-933-4141)ほか1名。

 酒館(株)は、1936年(昭和11年)3月創業、53年(昭和28年)8月に法人改組された老舗の酒類問屋。大手ビールメーカーや洋酒メーカーの特約店、代理店としてビール、日本酒、洋酒、調味料、食品類を、販売するほか、飲食事業を主体とする多角的事業展開を行う酒館グループの中核企業として、2000年3月期には年売上高約89億4000万円を計上していたが、近年は酒類ディスカウントショップの進出による価格破壊や需要低迷から業績が伸び悩んでいたうえ、関係会社への資金支援から厳しい資金繰りを強いられていた。このため、大手メーカーの支援による経営の立て直しを模索していたが、不調に終わり関係会社とともに民事再生手続きによる再建を選択することになった。

 負債は酒館が約30億円、酒館開発が約9億円、栄光酒造が約8億5000万円、酒館南部が約3億8000万円、清水食品が約2億2000万円で、5社合計では約53億5000万円。