レポート

さはら興産株式会社

2001/08/31

TDB企業コード:580984737 大阪府大阪市中央区 不動産売買 2回目不渡り 負債170億円

「大阪」 さはら興産(株)(資本金2000万円、大阪市中央区上本町西5-2-18、登記面=大阪市中央区博労町3-1-14、代表佐原勝夫氏ほか1名、従業員3人)は、8月29日に近畿大阪(堺筋長堀)で2回目不渡りを出した。
 負債は99年1月時点で約 170億円。
 当社は、休眠会社を買収し、現商号に変更して1984年(昭和59年)6月に再開。大阪市内や神戸市・芦屋市において当初は住宅建売を手がけていたが、その後マンション分譲、収益マンション販売に乗り出し、バブル期の不動産投資ブームに乗って短期間に業容を拡大させ、89年10月期は年売上高約51億7300万円を計上していた。
 ピーク時には 300億円を超える金融借り入れで、積極的な販売用不動産の取得を行っていた。バブル崩壊後は地価の大幅な下落で物件の売却が進まず、支払い金利負担などから毎期大幅な欠損計上を余儀なくされ、債務超過状態に陥っていた。物件の処分で借入金の削減を図っていたが、不動産不況の長期化で計画通り進まず、98年同期は年売上高約4億700万円と低迷。メーンバンク信組関西興銀など取引銀行の経営破綻も重なり、資金繰りがひっ迫していた。