レポート

株式会社インテルフィン

2026/08/17

TDB企業コード:985706368 法人番号:6013301027366 東京都豊島区 「ナンプレ広場」などパズル関連雑誌発刊 破産手続き開始決定受ける

※画像はイメージです

「東京」 (株)インテルフィン(資本金1000万円、豊島区東池袋3-5-7、代表今本勝行氏)は、8月12日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人には、安藤知史弁護士(大西昭一郎法律事務所、千代田区有楽町1-7-1、電話03-3212-0841)が選任されている。債権届け出期間は9月9日までで、財産状況報告集会期日は11月13日午後2時30分。

 当社は、創業者である増永善吉氏が従前から運営していた鱒書房(1945年8月創業)において発刊していた「夫婦生活」などの雑誌部門を手がける目的で、1956年(昭和31年)7月に設立された。他社に先駆けて新ジャンルの雑誌や、中高年向け書籍の出版を数多く手がけ、96年1月期には年売上高約15億円を計上していた。その後は、2003年より増刊号として隔月発行していた「パズル推理ファン」を翌2004年に創刊し、以降はパズル誌を主力に事業を展開。パズル誌「ナンプレ広場」を主力とするなか、2009年には豊島区へ本店を移転し、翌2010年に現商号へ変更。主力事業に加え、趣味やエンターテインメント分野に力を注ぐほか、電子コミックの配信も行っていた。

 しかし、コロナ禍において書店の在庫がかさみ、在庫を処分したことで粗利益率が悪化。その後、返本率を下げるため、発行部数を減少させたことで売り上げは減少するなか、従業員の増員や移転費、用紙代や印刷費の高騰から書籍の値上げを余儀なくされ、読者離れが進行していた。また、コンビニ向けに卸していた主力得意先が同事業から撤退したことで、当社もコンビニ向け販売事業から撤退。同事業が売り上げの7割を占めていたため、事業環境は大幅に悪化し、2026年1月期の年売上高は約6000万円にダウン。仕入価格の高騰分を価格転嫁できず、収益性が悪化し、事業の継続を断念した。

 負債は現在調査中。