レポート

中越エコプロダクツ株式会社

2026/06/29

TDB企業コード:474025096 法人番号:1230001017531 富山県高岡市 合成樹脂素材「MAPKA(マプカ)」の製造 特別清算開始命令受ける 負債37億5100万円

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「富山」 中越エコプロダクツ(株)(高岡市材木町1-12、登記面=東京都中央区銀座2-10-6、代表清算人佐野欽一氏)は、6月12日に東京地裁より特別清算開始命令を受けた。

 当社は、2018年(平成30年)7月に中越パルプ工業(株)(TDB企業コード:985426300、高岡市米島282、登記面=東京都中央区銀座2-10-6)と(株)環境経営総合研究所(TDB企業コード:987814391、東京都渋谷区南平台町16-29)の合弁会社として設立された。プラスチックの代替品として(株)環境経営総合研究所が開発した、紙パウダーを主成分とした合成樹脂素材「MAPKA(マプカ)」の製造を手がけていた。

 しかし、コロナ禍の影響で予定していた工場の稼働が遅れ、実質的な稼働開始に時間を要していた。こうしたなか、大株主である(株)環境経営総合研究所において、不適切な会計処理を行っていたことや資金流出などが発覚。同社は2024年8月20日に債権者から会社更生法を申し立てられ、同年9月30日には東京地裁より更生手続き開始決定を受けていた。その後は管財人のもと更生手続きを進めていたが、2025年2月27日、会社更生法第236条1号の規定により、更生手続き廃止となり、破産手続きに移行。2026年3月27日には、中越パルプ工業(株)が「予定していた合弁事業を継続できなくなった」として当社が解散することを発表し、当社は同年3月31日株主総会の決議により解散していた。

 負債は2025年3月期末時点で約37億5100万円。

 なお、中越パルプ工業(株)は2026年3月27日の適時開示にて、「中越エコプロで行ってきましたMAPKA事業の承継、新たな脱プラスチック関連事業の可能性の模索および事業化に向けた検討を行う組織として、脱プラスチック関連事業推進室を設置いたします」としている。