レポート

株式会社広小路キツチンマツヤ

2026/05/27

TDB企業コード:400623537 愛知県名古屋市中区 洋食店「広小路キッチンマツヤ」ほか 破産手続き開始決定受ける

広小路キッチンマツヤ(2025年8月撮影)

「愛知」 (株)広小路キツチンマツヤ(資本金6000万円、登記面=名古屋市中区錦1-20-25、代表鈴木大介氏)は、5月18日に名古屋地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人には、菅沼勝己弁護士(弁護士法人御園総合法律事務所名古屋桜通事務所、名古屋市中区丸の内1-16-15、電話052-222-0530)が選任されている。債権届け出期間は6月18日までで、財産状況報告期日期日は9月2日午後3時。

 当社は、1986年(昭和61年)8月に設立された。洋食店「広小路キッチンマツヤ」や居酒屋「伏見酒天童子」などの運営を手がけていた。名古屋・伏見交差点近くのビジネス街に店舗を構え、ランチタイムとディナータイムの営業を行っていた。「なごやめし」メニューを取り揃え地元メディアにも度々取り上げられ、ビジネス客や観光客からも人気を博し、99年7月期には年売上高約8億円を計上していた。

 しかし、繁華街の立地だったため同業との競合は厳しく、以降の業容は縮小傾向をたどっていた。また、コロナ禍で営業が制限された影響も大きく収益面でも苦戦。2024年7月期の年売上高は約1億4000万円まで減少し、設備資金などとしていた借入金の返済負担も重く、今後の業況改善の見通しも立たなくなり、2025年8月15日に運営店舗を閉店していた。

 負債は現在調査中。