レポート

株式会社圏央 など3社

2026/05/18

TDB企業コード:988835341 東京都中野区 上水道布設替工事 続報 破産手続き開始決定受ける 負債47億6500万円

圏央本店(2026年3月時点)

「東京」 既報、(株)圏央(中野区東中野1-45-5、代表小田嶋善和氏)と、(株)大興、(有)善は、5月13日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人には、倉橋博文弁護士(弁護士法人ほくと総合法律事務所、千代田区平河町2-16-1、電話03-3221-9873)が選任されている。債権届け出期間は6月10日までで、財産状況報告集会期日は8月6日午後2時30分。

 (株)圏央は2005年(平成17年)8月に設立された。官公庁から上水道の配水小管布設替工事を請け負い、中野区、品川区、新宿区、江東区を営業エリアとして、2021年5月期には年売上高約24億8000万円を計上していた。

 しかし、近年は資材や原材料の高騰などで収益性が悪化していたほか、工期の延長で売掛金の回収が遅れ資金繰りがひっ迫し、取引先への支払い遅延が発生。2026年1月には東京都から契約不履行により2年間の指名停止措置を受け、2026年3月16日までに事業を停止していた。

 (株)大興は2010年(平成22年)10月に設立された。道路改良などの路面補修工事のほか、交通誘導警備も手がけ、2024年9月期は年売上高約10億8400万円を計上していた。

 (有)善は2002年(平成14年)12月に設立された。圏央向けに資材卸や総務・経理・契約関連の事務業務を請け負い、2024年5月期は年売上高約3億8900万円を計上していた。

 2社ともに圏央に連鎖する形となった。

 負債は、(株)圏央が債権者約126名に対し約22億円、(株)大興が債権者約52名に対し約17億4000万円、(有)善が債権者約16名に対し約8億2500万円で、3社合計で約47億6500万円。