レポート

株式会社プラウド

2026/05/11

TDB企業コード:968038056 静岡県三島市 中古車販売 自己破産を申請 負債31億5300万円

(株)プラウド 本店

「静岡」 (株)プラウド(資本金700万円、三島市八反畑107-1、代表新井崇氏ほか1名)は、5月8日に静岡地裁沼津支部へ自己破産を申請した。

 申請代理人は城處琢也弁護士(奧野総合法律事務所、東京都中央区京橋1-2-5、電話03-3274-3805)ほか2名。

 当社は、2007年(平成19年)1月に設立された中古車販売業者で、「プラウド(PROUD)」の店名にて、自動車オークション業者や個人などから中古車を仕入れていた。後発業者ながら、TVCMなど積極的な広告宣伝活動により知名度を高め、車両本体は15万円、20万円、25万円の3タイプを主体とし、安価に購入できる車に限定したことが支持されていた。店舗は静岡県内のほか、千葉県、埼玉県、愛知県などに多店舗展開し、2021年12月期には年売上高約103億5800万円を計上していた。

 近年は事業拡大のため一般的な審査基準を緩和した自社ローンを重視し、低価格車ユーザー層を積極的に獲得。その後、自社ローン用に投資ファンドを組成して投資家から資金を募り、当社は転リースにより対応していた。

 しかし、債権債務が急速に膨らんだことで2023年5月頃に資金繰りのメドが立たなくなる状況に陥り、店舗での販売を一時見合わせる事態に発展。このため、経営コンサルタント業者と共に再建を目指したがスポンサー支援は得られず、自主再建での立て直しを図ることとなり、自動車販売以外のレンタカー事業からの撤退、グループホーム事業を譲渡、さらに自動車販売店も一部閉鎖するなどしてきたが、先行きの見通しが立たなくなった。

 負債は債権者約246名に対し約31億5300万円。

 なお、関係会社の(株)プラウドサロン(TDB企業コード:912052917、資本金100万円、同所、同代表)も同様の措置となった。