レポート

プリオホールディングス株式会社

2026/01/14

TDB企業コード:230141177 群馬県太田市 結婚式場の経営指導 破産手続き開始決定受ける 負債41億円

プリオホールディングス 本社

「群馬」 プリオホールディングス(株)(資本金3150万円、太田市東新町354-3、代表松井研三氏)は、1月13日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 申請代理人は、山形康郎弁護士<弁護士法人関西法律特許事務所、大阪市中央区北浜2-5-23、電話03-6910-8420(東京事務所)>ほか。破産管財人には、上石奈緒弁護士(四季の法律事務所、東京都千代田区神田猿楽町2-1-8、電話03-5244-5622)が選任されている。

 当社は、1996年(平成8年)3月に設立。群馬県内を中心に、栃木県、埼玉県、長野県、東京都内などで「プリオパレス」、「ヴィラ・デ・マリアージュ」といった名称の結婚式場を展開したほか、M&Aも行って事業を拡大、2014年8月期には年収入高約72億円を計上していた。2018年以降は事業効率化を目的として、会社分割によりグループ会社を設立。グループ各社の食材・酒類、衣装などの仕入窓口としての機能と経営指導を行うホールディングス制に移行し、グループ全体としてのピーク時には約20カ所の結婚式場、レストランなどを展開するに至った。

 しかし、晩婚化や結婚式の多様化、競合の激化などで業績が低迷するなか、コロナ禍に伴い挙式の中止や延期が相次ぎ、業績は大きく後退。先行投資に伴う金融債務も重荷となるなど厳しい経営を余儀なくされ、中小企業活性化協議会の支援を受けつつ、不採算店舗の閉鎖や、店舗の売却などで経営再建を図っていたが、2025年8月期の年収入高は約9億4600万円に落ちこんだ。店舗数も数店舗のみとなり、先行きの見通しも立たないことから、事業の継続を断念した。

 負債は約41億円。

 なお、当社のほか関係会社5社は自己破産を申請している。また、グループで運営していた施設の一部は他社に譲渡して営業を継続中。

【同時に自己破産を申請した関係会社】

・(株)プリオウエディングスG&N (TDB企業コード:375025294、2018年8月設立、資本金1000万円、同所、同代表)、債権者約233名、負債約1億9800万円。

・(株)プリオウエディングスT&S(TDB企業コード:375025285、2018年8月設立、資本金1000万円、同所、同代表)、債権者約179名、負債約2億500万円。

・(株)プリオレストラン&ウエディングス(TDB企業コード:046025333、2018年8月設立、資本金1000万円、東京都港区、同代表)、債権者約107名、負債約1億1800万円。

・(株)ホードコーポレーション (TDB企業コード:147010347、2013年10月設立、資本金500万円、伊勢崎市、同代表ほか1名)、債権者約14名、負債約400万円。

・(株)プリオプロフェッショナルマネジメント(TDB企業コード:307026231、2018年8月設立、資本金100万円、同所、同代表)、債権者約54名、負債約5億4000万円。

 なお、上記関係会社5社のうち、(株)プリオレストラン&ウエディングスを除く4社は、当社と同様に1月13日、破産手続き開始決定を受けており、(株)プリオレストラン&ウエディングスは保全管理命令を受けている。