レポート

東洋建物管理株式会社

2001/07/26

TDB企業コード:580693211 大阪府大阪市中央区 清掃・ビルメンテナンス 旧なみはや銀行関連 破産宣告受ける 負債213億8300万円

「大阪」 東洋建物管理(株)(資本金1000万円、大阪市中央区東心斎橋1-5-15、登記面=大阪市中央区東心斎橋1-5-9、代表中本友数氏)は、6月27日に大阪地裁に自己破産を申請していたが、7月6日に同地裁より破産宣告を受けていたことが判明した。

 負債は約213億8300万円。

 破産管財人は宮崎陽子弁護士(大阪市北区西天満4-6-3、電話06-6363-1678)。

 当社は、1965年(昭和40年)3月、旧・福徳銀行の 100%出資子会社として、同行各支店の清掃業務を目的に設立。グループ会社を含め大阪府下140カ所の事務所の清掃・ビルメンテナンス業務を主体(80%)に、タオル・ティッシュペーパーなど銀行用販促品の販売(20%)も手がけ、97年3月期の年収入高は約6億5000万円を計上していた。

 旧・福徳銀行の関係会社として毎期安定した収入を得ていたが、95年3月の旧・福徳銀行系列ノンバンクの破たん処理に絡み、旧・福徳銀行が益出しのため同行本店ビルを当社に売却。この購入資金約200億円を旧・福徳銀行からの借り入れで行っていたことから財務内容は弱体化していた。こうしたなか、母体行の旧・なみはや銀行が99年8月に金融監督庁(当時)から破たん認定を受け、今年2月に近畿大阪銀行などに営業譲渡されたことに伴い、経営の行き詰まったグループ会社について順次清算処理が進められていた。

 なお、旧・なみはや銀行関連のグループ会社の倒産は、6月15日に特別清算開始決定を受けていた福神地所(株)(既報7月10日掲載、負債113億円、大阪市)に続き19社目となった。