レポート

アポロ不動産株式会社

2001/07/05

TDB企業コード:986051172 東京都新宿区 不動産賃貸業、貸金業 アポロリース関連 特別清算開始決定受ける 負債340億円

99年3月に特別清算を申請した独立系ノンバンク・(株)アポロリースの関連会社であるアポロ不動産(株)(資本金5000万円、東京都新宿区大京町24、代表清算人松井建吾氏)は、6月8日開催の臨時株主総会で解散を決議し、東京地裁へ特別清算を申請、6月21日に同地裁から特別清算開始決定を受けた。
 同社は、1986年(昭和61年)11月に、(株)アポロリースの関連会社として設立された。当初は金融業を中心とした事業内容でスタートし、その後不動産売買業にも進出して業容を拡大、94年9月期には年収入高約109億1800万円をあげていた。
しかし、バブル崩壊後は急速に業況が悪化し、近年は金融業、不動産業ともに新規案件はなくなり、98年には宅建業、貸金業ともに免許を廃業、回収業務と賃貸収入のみの内容になっていた。
こうしたなか、事実上の親会社の(株)アポロリースが、バブル崩壊後の不良債権の累積で行き詰まり、99年3月30日に負債約4900億円を抱えて東京地裁へ特別清算を申請したことで、当社の存続も正念場を迎えていた。
その後、資産の売却や従前の貸付金の回収に注力していたが、金融機関からの借入金の残高も多額のまま大幅な債務超過状態であったことなどから、今回の法的措置がとられた。
負債は約340億円が見込まれる。