レポート

共栄建設株式会社

2001/06/25

TDB企業コード:982202340 東京都中野区 不動産売買仲介、建築請負 破産宣告受ける 負債56億円

「東京」 共栄建設(株)(資本金5600万円、中野区上鷺宮3-17-8、代表渡辺昇氏、従業員2人)は、6月5日に東京地裁へ自己破産を申請していたが、13日に同地裁より破産宣告を受けていたことが判明した。

 負債は債権者約12名に対し約56億円。

 破産管財人は荒木昭彦弁護士(港区虎ノ門1-17-3、電話03-3591-3421)。債権届け出期間は7月11日までで、債権者集会及び債権調査期日は9月14日午後2時。

 当社は、1967年(昭和42年)5月に設立された不動産売買仲介、建築請負業者。従来は木造、鉄骨建物等の建築工事、リフォームを主体としていたが、近年ではマンション分譲など仲介業務主体の営業を行い、94年1月期には年収入高約39億2000万円を計上していた。

 不動産、建設市況の低迷から売り上げは激減し、98年同期の年収入高は約5000万円にとどまっていた。バブル期に高値で購入した所有不動産の大半を借入金で調達していたが、地価下落のため現在は塩漬け状態となり、金融機関への返済も滞っていた。

 近年これらの物件が競売等により処分されたことで多額の売却損を計上、債務超過額が年々増加する苦しい資金繰りのなか、先行きの見通しが立たず事業継続を断念した。