レポート

三和エクステリア株式会社

2001/06/25

TDB企業コード:983524123 東京都板橋区   三和シヤッター工業の100%子会社 特別清算開始決定受ける 負債100億円

「東京」 東証・大証1部上場の三和シヤッター工業(株)が100%出資する子会社、三和エクステリア(株)(資本金4億円、板橋区新河岸2-3-5、清算人友山誠治氏)は、3月31日開催の臨時株主総会で解散を決議し、東京地裁へ特別清算を申請していたが、6月8日に同地裁より特別清算開始決定を受けていたことがこのほど判明した。

 当社は、1987年(昭和62年)4月に門扉、フェンスなど住宅外構資材の製造を目的として、三和シヤッター工業が出資する形で設立された。同年10月には新潟工場の稼動を開始し、フェンス、門扉のほかカーポートおよびウォールエクステリアなどの製造販売を行なっていた。仙台、大阪、名古屋、福岡などに営業所を設置し、関連会社の販売代理店を通じて全国的に事業を展開、97年3月期には年売上高約98億2300万円を計上していた。

 その後は住宅着工件数やリフォーム需要の減少及び価格競争の激化から業績は低迷、2000年同期の年売上高は約62億4700万円にまで落ち込み、3期連続の赤字決算を余儀なくされ、債務超過に陥っていた。この間、三和シヤッター工業からの借り入れで繰り回す一方、営業所の統廃合などリストラを実施していたが、業績に回復は見られず、改善は進んでいなかった。

 このため、2000年7月には同社を解散したうえで販売業務は三和シヤッター工業に、生産業務は新会社の三和エクステリア新潟工場(株)にそれぞれ移管されることが決定され、以降は清算手続きを進めていた。

 なお、三和シヤッター工業では同社解散に伴う損失について、2000年3月期決算で貸倒引当金を計上済みである。

 負債は約100億円。