レポート

三栄ビルディング株式会社

2001/06/01

TDB企業コード:987023655 東京都豊島区 不動産売買、賃貸 旧・協栄生命関連 民事再生手続き開始を申請 負債514億円

「東京」 中堅生保の旧・協栄生命保険(株)の関連会社、三栄ビルディング(株)(資本金9568万円、豊島区東池袋4-24-3、登記面=中央区日本橋本石町4-4-1、代表松田勇三氏)は、5月18日に東京地裁へ民事再生手続き開始を申請していたことが判明した。

 申請時の負債は約669億円。

 申請代理人は本間伸也弁護士(中央区日本橋本町3-3-4、電話03-3516-2281)。監督委員には才口千晴弁護士(港区虎ノ門3-11-9、電話03-3432-7761)が選任されている。

 当社は、1956年(昭和31年)5月に中堅生保の旧・協栄生命保険の支援を受け、不動産売買、賃貸を目的に協栄不動産(株)の商号で設立。67年5月に協栄生命不動産(株)、75年5月に現商号へ変更し、これまで役員の多くも旧・協栄生命保険の出身者で占められていた。

 不動産の賃貸及び売買・仲介(96%)、これに伴う電設工事・保守(2%)と保険代理業務ほか(2%)を行い、95年3月期には年収入高約7億4900万円を計上していたが、99年3月に旧・協栄生命保険から買い取ったビルの賃貸収入が加わったことで、2000年同期の年収入高は約51億7400万円と急増していた。

 不動産取得に伴う借り入れ負担が重荷となるなか、資金を調達していた旧・協栄生命保険(株)(既報2000年10月23・25日掲載、負債戦後最大の4兆6000億円)が2000年10月20日に東京地裁へ更生特例法を申請。

 米国プルデンシャル社の支援のもと更生手続きを進め、2001年4月2日には更生計画の認可決定を受け、同日、商号をジブラルタ生命保険(株)に変更、同社の更生計画案の中で民事再生法による再建を目指すことになった。