レポート

清水株式会社

2017/08/23

TDB企業コード:500123247 京都府京都市東山区 京都嵐山で元・「美空ひばり館」を運営 破産手続き開始決定受ける

「京都」 清水(株)(資本金1000万円、京都市東山区宮川筋四条下ル2-249、代表清算人清水弘氏)は、8月3日に京都地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は拾井央雄弁護士(京都市中京区烏丸通二条上るヤサカ烏丸御所南ビル3階、京都北山特許法律事務所、電話075-241-2588)。財産状況報告集会期日は11月15日午前10時。

 当社は、1969年(昭和44年)10月に設立。80年代ごろまでは不動産の売買を中心に手がけていたが、バブル崩壊以降は、社有資産の有効活用にシフトし、京都の中心的な飲食店街である祇園にテナントビル3棟のほか、社有不動産の賃貸事業を展開していた。その後、94年3月には京都の代表的な観光地である嵐山に「美空ひばり館」をオープン。故・美空ひばり氏の作品や衣装や小道具など遺品を展示するなど京都の新たな観光スポットとして、同施設の運営、管理を手がけ、95年12月期には年収入高約12億4000万円を計上していた。

 しかし、以降は同施設の来館客数の減少を余儀なくされ、2000年12月期に年収入高が約6億5200万円にまで減少。同施設開設に伴う不動産取得資金や設備資金など借入金の返済負担が重く厳しい資金繰りを強いられていた。このため、一部社有不動産などの売却など経営の立て直しに努めたものの、業況に回復が見られず、2000年前半ぐらいには他社に同施設の運営を譲渡し、借入金の返済を進めていたが、2006年10月31日に株主総会の決議により解散していた。

 負債は現在調査中。

 なお、同施設に置かれていた展示物について、現在は東映太秦映画村内の京都太秦美空ひばり座に移転、展示されている。