レポート

コマ開発株式会社

2001/04/27

TDB企業コード:580713592 奈良県添上郡 ゴルフ場経営 関西興銀系のゴルフ場運営会社 民事再生手続開始決定受ける 負債280億円

コマ開発(株)(資本金3億円、奈良県添上郡月ヶ瀬村石打1456、登記面=大阪府大阪市天王寺区上本町6-8-21、代表久保園虎市氏、従業員114人)は、4月23日に大阪地裁へ民事再生手続き開始を申請、26日再生手続開始決定を受けた。事件番号は平成13年(再)52号。
申請代理人は東畠敏明弁護士(大阪市北区西天満4-7-1、電話06-6365-7770)。なお、監督委員には大澤龍司弁護士(大阪市北区西天満1-9-13、電話06-6361-6017)が選任されている。
 同社は1972年(昭和47年)12月設立。ゴルフ場「コマカントリークラブ」(奈良県添上郡月ヶ瀬村)の運営会社で、信用組合関西興銀の会長であった李熙健氏が当社会長を兼務していたことから(現在は退任)、約1500名のメンバーも同信組取引先や関連企業が中心の構成で、関西興銀との結びつきが極めて強いゴルフ場であった。全27ホールを有し、2000年7月期の年収入高は約11億3300万円を計上、年間の来場者数は約5万2000人に達していた。
 しかし、用地取得資金やホール増設資金を主に借入金で調達していたことから、多額の金利負担が収益を圧迫、連続して欠損を計上し債務超過に転落していた。こうしたなか、メーン銀行である関西興銀が、昨年12月16日に金融再生委員会より破綻認定を受けたことから、同行とその関連金融機関から資金援助を受けていた当社も、新規の資金調達が困難となり今回の措置となった。
負債は預託金約160億円を含め約280億円。
信組関西興銀の大口融資先の倒産は、大興リース(株)(負債1259億円、大阪市、1月10日民事再生法申請)、大興ビジネス(株)(負債1389億円、大阪市、1月30日民事再生法申請)に続いて3社目。