レポート

株式会社ルキオ

2017/03/22

TDB企業コード:270878779 東京都世田谷区 大型インクジェットプリンター、付帯消耗品、LED照明等販売 続報 「ふくしま産業復興企業立地補助金」を不正受給 破産手続き開始決定受ける 負債27億7700万円

「東京」 既報、(株)ルキオ(資本金8000万円、世田谷区奥沢7-22-8、代表古谷庄悟氏)は、3月17日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は渡辺昭典弁護士(港区虎ノ門4-3-1、成和明哲法律事務所、電話03-5408-6160)。債権届け出期間は4月21日までで、財産状況報告集会期日は7月24日午前10時。

 当社は、1994年(平成6年)8月に設立され、大型インクジェットプリンターや付帯する消耗品などの販売を手がけていた。販売先については、印刷・看板業者などの直需先に加え、代理店経由の販路を構築、小口先も合わせ全国200社程度の顧客を有していた。プリンターの取扱製品については海外メーカーの輸入品を主体に国内製品も取り扱い、一部製品は中国メーカーに製造を委託、自社ブランドとして販売するなど、2014年5月期には年売上高約18億1600万円を計上していた。

 この間の2014年春には、福島県南相馬市に東北工場を開設。看板や店舗、車載用のLED照明の製造、販売事業に参入し、「MIMA light」の自社ブランドで販売するなど業容を拡大、2016年5月期の年売上高は約29億3100万円にまで伸ばしていた。

 しかし2016年11月、福島県南相馬市の東北工場建設の際に受給した補助金の不正受給が発覚。福島県や南相馬市から合計約6億2700万円を不正受給しており、これらを全額返還する事態に発展、信用収縮が進み事業継続が困難となり、2月末をもって取引先に対する支払いを停止し、3月9日までに事後処理を弁護士に一任していた。

 負債は債権者約186名に対し約27億7700万円。