レポート

株式会社アルファ・プロパティマネージメント

2016/07/13

TDB企業コード:989413014 東京都渋谷区 元・不動産売買 事後処理を弁護士に一任、債務整理入り

「東京」 (株)アルファ・プロパティマネージメント(資本金5000万円、渋谷区千駄ヶ谷4-3-11、登記面=中央区日本橋富沢町11-1、代表清算人三上邦夫氏)は、7月1日までに事後処理を古閑孝弁護士(千代田区九段北1-3-1、アドニス法律事務所、電話03-6272-9355)に一任、債務整理に入ったことが判明した。

 当社は、2006年(平成18年)8月に設立された。一般個人の物件オーナーを対象とした不動産管理事業を主軸に、マンションや商業施設などの7000戸程度の管理物件を抱え、外注業者を利用しての建物維持・修繕、設備管理清掃、警備や経理、渉外、事務管理なども手がけていた。加えて、不動産オーナーである資産家や富裕層向けに、資産運用のアドバイスや収益物件の買付・販売(不動産売買)、リーシング(不動産賃貸仲介)も展開。投資家の不動産投資が堅調に推移し、店舗数も増加した2015年3月期には年収入高約203億4500万円を計上していた。

 しかし、業容の急拡大に伴い近時は社内体制の整備が追い付かない状況が続き、収益性の確保が難航、借入金負担も重くなっていた。こうしたなか、2015年12月には主力の不動産管理事業を別会社に譲渡したほか、翌2016年に入り大幅な役員変更が行われるとともに、旧役員との連絡が取れなくなるなど体制が混乱。取引先への支払いに支障を来す事態となるなかで、残りの事業を別会社へ移管していた。大幅な規模縮小を余儀なくされるなか、3月30日開催の株主総会の決議により解散していた。

 負債は2015年3月期末時点で約21億8000万円だが、その後変動している可能性がある。