レポートアーツ証券株式会社

2016/04/01

TDB企業コード:981661141 東京都中央区 オプティファクターのレセプト債を販売 続報 破産手続き開始決定受ける 負債59億1499万円

「東京」 既報、アーツ証券(株)(資本金5億円、中央区京橋3-6-18、代表川崎正氏)は、3月31日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人には保全管理人だった加々美博久弁護士(港区西新橋1-2-9、加々美法律事務所、電話03-3581-3901)。債権届け出期間は5月6日までで、財産状況報告集会期日は9月7日午後1時30分。

 当社は、2003年(平成15年)8月に外資系証券会社の東京支店の元社員らが中心となって設立された金融商品取扱業者。主に富裕な個人投資家やオーナー企業向けに資産運用アドバイスや資金調達などに関する情報などを提供していたほか、証券化商品などの金融商品の販売も行い、母体となった外資系証券会社が構築していた地方証券会社とのネットワークも活用、2013年3月期には年収入高約6億9800万円を計上していた。

 そうしたなか、当社の実質的な親会社であり、医療機関が受け取る診療報酬を証券化したいわゆる「レセプト債」を発行していた(株)オプティファクター(品川区、2015年11月13日破産手続き開始決定)とそのグループ会社7社が次々に破たん。販売面で大きな役割を果たしていた当社も、その影響が懸念されていた。2016年1月29日付で証券取引等監視委員会からの処分勧告により関東財務局から公表された行政処分の内容を受け、2月1日に東京地裁へ自己破産を申請、同日保全管理命令を受けていた。

 負債は債権者約529名に対し約59億1499万円。