レポート株式会社トライデント

2015/04/14

TDB企業コード:982736981 東京都豊島区 スポーツシューズ卸 続報 破産手続き開始決定受ける 負債40億円

「東京」 既報、(株)トライデント(資本金3000万円、豊島区南池袋2-22-1、代表村上由紀男氏)は、4月14日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日、同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 申請代理人は岡林俊夫弁護士(渋谷区代々木2-10-4、弁護士法人岡林法律事務所、電話03-5333-2355)。

 当社は、1978年(昭和53年)8月に設立。ジョギングシューズを中心とした各種スポーツシューズ、サンダルの輸入卸を手がけ、台湾の事務所に商品開発部門を置き資材関係を調達、仕入れ面は中国が大半を占めていた。自社ブランドとして「トップレックス」のほか、「ベルレイ」「RS-GT」「RI-LA-KUTSU」などを取り扱い、2000円~3000円の価格帯で大手量販店やスーパーストア関係に展開し、2004年8月期には年売上高約68億3700万円を計上していた。

 しかし、中国の提携工場の生産管理や製品体制が整備されておらず、納品の遅れが発生していたほか、景気悪化の影響による個人消費の冷え込みから売れ行きが悪化。2014年8月期の年売上高は約42億円に落ち込んでいた。この間、平成に入ってから契約した為替デリバティブ取引において、リーマン・ショック後の円高進行により20億円超の損失を計上。さらに、近年の急速な円安に伴う仕入れコストの上昇が収益を圧迫し、金融支援も限界となったことで、今回の措置となった。

 負債は約40億円の見込み。