レポート

株式会社アウトバーンなど3社

2015/04/02

TDB企業コード:989904658 東京都荒川区 メンズカジュアルウェア企画製造 続報 自己破産を申請 負債63億6600万円

「東京」 既報、(株)アウトバーン(資本金1000万円、荒川区東日暮里5-32-10、代表吉野浩氏)は、3月31日に東京地裁へ自己破産を申請していたが、関係会社の佐倉興産(株)(資本金4000万円、荒川区東日暮里5-5-7、同代表)と、(株)Abbey Road(資本金30万円、荒川区東日暮里5-32-10、同代表)も同日同地裁へ自己破産を申請していたことが判明した。

 申請代理人は新垣卓也弁護士(港区新橋4-9-1、清水・新垣法律事務所、電話03-3435-1177)。

 佐倉興産(株)は、1973年(昭和48年)8月に設立。75年に(株)アウトバーンへ商号変更し、紳士・婦人カジュアルウエアの企画・製造、卸、小売りを手がけ、「VANS.」「DJ.HONDA」「PIKO」などのライセンスブランドや「KILIWATCH」などのインポートブランド、オリジナルブランドを展開し、2003年7月期には年売上高約140億5900万円をあげていた。しかし、同業他社との競合や卸売部門における受注の減少などから、2007年9月に民事再生法の適用を申請し、2008年5月に現商号に変更していた。

 (株)アウトバーンは、2008年(平成20年)4月に佐倉興産(株)の事業継承を目的として設立。オリジナルブランド「ディリッシュ」「グラズム」やライセンスブランドのメンズカジュアルウェアを手がけ、主に小売店での販売を展開し、2009年7月期には年売上高約14億円を計上していた。

 その後、国内小売店や韓国など海外への卸売事業に転換したが改善せず、2011年7月期の年売上高は約4億円までダウン。経費削減に努めるも、売り上げは横ばいの状態が続き、黒字化を果たせずにいた。そうしたなか、円安の影響などもあり、事業継続の見通しが立たなくなった。

 (株)Abbey Roadは、2011年(平成23年)8月に設立された衣料品の製造業者で連鎖した。

 負債は、(株)アウトバーンが債権者約48名に対し約31億7600万円、佐倉興産(株)が債権者約20名に対し約31億5200万円、(株)Abbey Roadが債権者約3名に対し約3800万円で、3社合計で約63億6600万円。