レポート

株式会社ザ・フオレストカントリークラブ

2001/04/03

TDB企業コード:983704195 静岡県周智郡 ゴルフ場「ザ・フォレストカントリークラブ」を経営 民事再生手続き開始を申請 負債147億円

「静岡」 (株)ザ・フォレストカントリークラブ(資本金2億円、周智郡森町橘576-3、代表川嵜純氏、従業員53人)は、4月2日に静岡地裁浜松支部へ民事再生手続き開始を申請した。

 負債は約147億円。

 申請代理人は村松良弁護士(浜松市栄町2、電話053-456-0155)ほか。

 当社は、1986年(昭和61年)12月に、旧・第一相互銀行(のちに太平洋銀行、現・わかしお銀行)の事実上の系列会社として設立されたゴルフ場経営会社。

 元々は、名古屋鉄道グループの経営していた遠州森町ゴルフ(株)が85年3月に倒産したことで、同社の経営していた「旧・森町カントリークラブ」を買収し、これを運営するために設立された経緯があり、買収後に同ゴルフ場を「ザ・フォレストカントリークラブ」(27H)に改称していた。

 同ゴルフ場は、東名高速道・袋井ICから約12kmに位置する丘陵コースで、約2000名の会員を有し、地元では中堅のゴルフ場として知られ、97年6月期には年収入高約10億4600万円をあげていた。

 バブル崩壊後の利用客の減少や、周辺のゴルフ場との競合激化でプレー費の値下げを余儀なくされ、業績低迷が続き財務面も債務超過に陥っていた。こうしたなか、近時は会員権者からの預託金償還請求が相次ぐなど、経営に支障をきたす状況になったため、会員のプレー権維持を目的として民事再生法の申請となった。

 なお会社側では、会員権者に対し預託金償還期限の延長を骨子とした再建案を示したい意向である。