レポート

笠原金属産業株式会社ほか1社

2001/03/30

TDB企業コード:985121531 東京都中央区 非鉄金属アルミ地金販売 破産宣告受ける 負債38億円

「東京」 既報(3月22日掲載)、3月21日に東京地裁へ自己破産を申請していた笠原金属産業(株)(資本金3000万円、中央区八重洲1-6-2、代表笠原瑛氏、従業員10人)と加工部門の(有)二重金属工業所(資本金1000万円、同所、同代表)は3月23日に同地裁より破産宣告を受けた。

 破産管財人は両社とも竹村葉子弁護士(新宿区新宿2-8-1、電話03-3356-5251)。債権届け出期間は4月27日までで、債権者集会及び債権調査期日は6月28日午後2時15分より。

 笠原金属産業(株)は、1953年(昭和28年)12月設立。製鉄会社や大手企業向けにアルミ地金及び製鋼脱酸用アルミショット、ニッケルフェロなどの特殊鋼原料販売を手がけるほか、近年は使用済電池の再生などリサイクル業務も併営。91年7月には(有)二重金属工業所を買収し、埼玉県大里郡の工場で加工処理も手がけ、97年10月期には年売上高約86億8000万円を計上していた。

 地金市況の長期低落傾向に加え、実質採算割れが続いていたなか、昨年にはアルミ、ニッケルなど原料価格の相場の読み違いなどから収益性がさらに悪化、運転資金を中心とした借入金負担から資金繰りはひっ迫、資金調達も限界に達していた。

 負債は笠原金属産業(株)が約37億円、(有)二重金属工業所が約1億円で2社合計約38億円。