レポート

株式会社リンク・イノベーション

2014/07/02

TDB企業コード:987952478 東京都台東区 美容室向けコンサルティング 特別清算開始決定受ける 負債98億1600万円

「東京」 (株)リンク・イノベーション(資本金3000万円、台東区寿1-5-10、登記面=東京都港区南青山3-8-37、代表清算人池田龍哉氏)は、6月23日に東京地裁より特別清算開始決定を受けた。

 当社は、2000年(平成12年)5月に都内企業と(株)ベンチャー・リンク<現・(株)C&I Holdings>が、プリントショップ経営を目的として(株)シー・シー・ピーの商号で共同設立。大判プリントや高速デジタルプリントなどを行うコンテンツプリント工房「impresse」のFC本部事業およびベンチャー・リンクグループ向けの印刷事業などを手がけていたが、システムにトラブルが発生したことなどから、2003年頃に大半の事業から撤退していた。その後は、美容室向けの売上拡大支援コンサルティングとしてSPCN(サロンパートナーズコンサルティングネットワーク)事業に業態を転換し、2004年5月期には年収入高約28億3400万円を計上。2005年8月には現商号に変更し、ベンチャー・リンクからの金融支援などを通じて大きく経営方針を転換していた。

 しかし近年は、コンサル加盟店数も減少していたほか、従前から赤字決算が慢性化していたことから債務超過に陥るなど業績が低迷。親会社のベンチャー・リンクも急激なFC事業の拡大に伴ってトラブルが頻発、事業環境が悪化するなかで2008年12月期(2006年決算期変更)の年収入高は1億円を割り込んでいた。こうしたなか、グループのメーンバンクである日本振興銀行が破綻(2010年9月、民事再生)した影響で、(株)C&I Holdings(2010年9月にベンチャー・リンクから商号変更)が2012年3月に民事再生法の適用を申請。同社がグループ企業の再編を進めるなかで、当社も2014年4月15日開催の株主総会で解散を決議していた。

 負債は、2011年12月期末時点でC&I Holdings 向けの債務を中心に約98億1600万円だが、変動している可能性がある。