レポート

株式会社白木屋グランドホテル

2014/02/03

TDB企業コード:650007516 山口県長門市 ホテル経営 破産手続き開始決定受ける 負債22億7200万円

「山口」 (株)白木屋グランドホテル(資本金3000万円、長門市深川湯本2245、代表白木清司氏ほか1名、従業員60名)は、1月30日に山口地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人には猪俣俊雄弁護士(山口市黄金町5-9、猪俣俊雄法律事務所、電話083-923-3900)が選任されている。

 当社は、1865年(慶応元年)創業、1953年(昭和28年)5月に法人改組した老舗のホテル経営業者。「湯田温泉」と並び県内有数の温泉街「湯本温泉」にて「白木屋グランドホテル」を運営、客室118室、宴会場、会議室、結婚式場、大浴場、レストランなどを備えた大型観光旅館として地元の知名度は高く、団体客を中心として県内外の利用客が増えた1992年12月期には年収入高約19億2600万円をあげ、約6878万円の所得を申告していた。

 しかし、以降は景気低迷を反映して団体客などの宿泊客数は減少をたどり、2012年12月期の年収入高は約6億8000万円にまでダウン。また、客単価の下落などから収益面も低調で連続赤字を計上して、財務内容は債務超過に陥っていた。ホテルの改修等に伴う借入金の負担が重荷となり、厳しい資金繰りが続く中、人員の削減など合理化や海外観光客の集客増加を図ってきたが、収入高の減少に歯止めがかからず、今後の業績の回復は困難と判断して、事業継続を断念した。

 負債は約22億7283万円。