レポート

クロスシード株式会社

2014/01/14

TDB企業コード:984028362 東京都中央区 消費者・事業者向け貸金業 破産手続き開始決定受ける 負債153億2400万円

「東京」 クロスシード(株)(資本金6000万円、中央区東日本橋2-16-4、代表五十嵐信氏)は、2013年12月26日に大阪地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は土岐敦司弁護士(港区虎ノ門4-3-1)ほか1名。電話連絡先として破産管財人室コールセンター(電話03-4330-3630)が設置されている。

 当社は、1969年(昭和44年)11月に(株)ロイヤル・ローンの商号[84年5月に(株)ロイヤル信販に商号を変更]で、消費者金融業を目的に設立。その後、競争激化から2004年10月に株主交換により(株)ライブドアの子会社となり、同年12月に商号を(株)ライブドアクレジットに変更していた。そして、ライブドア事件後、国内系投資ファンドの傘下となり、2007年2月にかざかファイナンス(株)に商号を変更したが、その後、かざかフィナンシャルグループから離脱。ネオラインホールディングスグループの傘下として、商号をネオラインキャピタル(株)に変更し、同グループの中核として、2007年9月に民事再生法の適用を申請した(株)クレディア(東証1部)のスポンサーとして、同社の営業基盤を引き継いだ分割会社を買収するなどM&Aを手がけるほか、個人向けローン業務ならびに事業者向けローン業務を手がけ、2010年3月期には年収入高約89億4000万円を計上していた。

 また2007年6月より、日本振興銀行の事業者向け不動産担保ローンの保証業務を開始していたが、同行の経営破たんに伴い業務に大きな支障をきたし、2012年1月に貸金業を廃止するとともに、ネオライングループから離脱し、現商号に変更していた。以降は、既存の貸付債権の回収業務のみにとどまっていたが、業況を上回る借入金負担が重荷となっていたなか、債権者に対する弁済ができず、2013年9月に債権者から大阪地裁へ破産を申し立てられていた。

 負債は2013年3月期末時点で約153億2400万円だが、過払い金債務なども予想され、今後変動する可能性がある。