レポート

瀧原産業株式会社ほか1社

2001/03/16

TDB企業コード:530015151 東京都千代田区 合成樹脂繊維販売 自己破産を申請 負債100億円

「東京」 瀧原産業(株)(資本金2億5000万円、千代田区岩本町1-10-5、代表守戸誠爾氏、従業員30人)は、3月16日に東京地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は福井琢弁護士(港区愛宕1-3-4、電話03-5472-5050)ほか2名。

 当社は、1915年(大正4年)創業、23年(大正12年)12月に(株)滝原化学工場の商号で設立された老舗業者で、当初はゴム工業薬品の販売を手がけていた。
 その後、92年7月に現商号へ変更され、94年6月には香港に現地法人を設立するなど海外へも拠点を設け業容を拡大していた。

 近年は合成樹脂製品(50%)、同原料(20%)、繊維資材(10%)などを取り扱う中堅商社へと成長し、92年5月期には年売上高約363億1100万円を計上していた。

 こうしたなか、98年4月に取引先のハニーサービス(株)(負債51億9056万円、破産、神奈川県)の倒産により約14億2000万円にのぼる大口焦げ付きが発生し、信用面は大幅な低下を余儀なくされていた。このため、主力取引先である三井物産などの支援で口銭収入中心の業態に変更し経営のスリム化を図るほか、従業員の削減や営業所閉鎖などのリストラも進め立て直しに努めてきたものの、その後も景気低迷が続くなか業況回復の目処が立たず、今回の措置となった。

 なお、関連会社でビニールフィルム販売の東神殖産(株)(同所、同代表)も同日付けで東京地裁へ自己破産を申請している。

 負債は、瀧原産業(株)が約80億円、東神殖産(株)が約20億円となり2社合計で約100億円。