レポート

日東トラベル株式会社

2012/12/27

TDB企業コード:610333591 岡山県岡山市北区 一般旅行業 尖閣諸島問題関連 事業停止、自己破産申請へ 負債4億円

「岡山」 日東トラベル(株)(資本金9750万円、岡山市北区磨屋町1-1、登記面=大阪市中央区本町1-5-6、代表大津信枝氏、従業員19名)は、12月25日に事業を停止し、事後処理を光成卓明弁護士(岡山市北区富田町1-3-15 グランデール2階、光成法律事務所、電話086-224-2809)に一任、自己破産申請の準備に入った。

 当社は、2003年(平成15年)12月に設立した第一種旅行業者。中国から日本、また日本から中国への観光・ビジネス客の取り扱いを主として、設立当初から活発に事業を展開。県外では広島、大阪、東京のほか中国・北京市にも事業所を設置し、法人向けを中心に2011年3月期には年売上高約26億9500万円を計上、業界では後発ながらも着実に業容を拡大していた。

 その後、昨年3月に発生した東日本大震災の影響で旅行客が減少、2012年3月期の年売上高は約22億6800万円にとどまっていた。

 売り上げダウンを挽回すべく、今年6月には名古屋支店を開設する一方、中国以外のベトナム、インド、ミャンマー向けなどにも注力、顧客獲得に向けて積極的な営業を行っていた。

 しかし、今年9月の日本政府による尖閣諸島国有化の後、日中関係の悪化により中国からの観光客、および日本からの渡航人数の激減などにより売り上げは急減。資金繰りは急速に悪化して支えきれず、今回の事態となった。

 負債は約4億円。