レポート

株式会社セルフ舎など2社

2010/06/30

TDB企業コード:470007302 三重県尾鷲市 建設向け石材・骨材卸 事業停止、自己破産申請へ 負債47億2000万円

「三重」 (株)セルフ舎(資本金3000万円、尾鷲市倉ノ谷町12-11、代表小倉丈治氏、従業員29名)と(株)丸勝(資本金300万円、同所、同代表、従業員20名)は、6月29日に事業を停止し、事後処理を阪口徳雄弁護士(大阪府大阪市北区西天満3-14-16、あさひ法律事務所、電話06-6314-4188)ほかに一任、自己破産申請の準備に入った。

(株)セルフ舎は、1940年(昭和15年)6月創業、63年(昭和38年)7月法人改組。大手建設会社などを主な得意先に石材や骨材の販売を手がけるほか、冷菓や麺類等の食品卸、喫茶店などの経営も行っていた。長年の業歴から、地元ではトップクラスの業容を誇り、70年代後半からは、関連会社を設立して建設や採石、石材海運などに次々と参入しグループを形成。2004年4月期には年売上高約36億700万円を計上し、ピーク時にはグループ全体で100億円を超える年商を上げていた。

 しかし、近時は公共工事の減少などから受注が低迷。2007年4月期の年売上高は約12億5600万円まで落ち込んでいた。このため、人員削減などの策を進めてきたが、係争案件に関して多額の損失を計上したことから資金繰りは悪化していた。

 関連会社の丸勝は、1982年(昭和57年)3月の設立で、石材の採取販売を手がけていたが、親会社に連鎖した。

 負債は、セルフ舎が2009年4月期時点で約42億3000万円、丸勝が2009年5月期時点で約4億9000万円、2社合計約47億2000万円だが流動的。