レポート

株式会社モリ・アキ

2010/06/14

TDB企業コード:450034250 岐阜県岐阜市 飲食店経営、人材派遣など 自己破産を申請 負債30億円

「岐阜」 (株)モリ・アキ(資本金3150万円、岐阜市中鶉2-16-2、代表大坪丈人氏、従業員70名)は、5月31日にまでに事業を停止し、6月11日付けで岐阜地裁に自己破産を申請した。

 申請代理人は小林輝征弁護士(名古屋市中村区名駅3-23-6 第二千福ビル9階、弁護士法人中部法律事務所、電話052-562-0775)。

 当社は、1935年(昭和10年)6月創業、67年(昭和42年)12月法人改組。当初は鋸製造や林業機械や電動工具の卸などを主体に手がけていた。その後は店舗の空調設備工事や賃貸集合住宅のリフォーム工事に進出、更には求人媒体の出版、省エネコンサルタント業務、人材派遣、飲食店運営など事業は多角化の一途をたどっていた。

 特に近時は飲食店事業が中心となり、ダイニングバー、海鮮居酒屋、手羽先料理店、とんかつ店、和食ビュッフェなどの様々な業態の飲食店を展開。岐阜県のほか名古屋市、奈良県、京都府、埼玉県などのロードサイドやショッピングセンター内に積極的に出店していた。更に2008年11月にはブライダル事業にも進出するなど相次ぐ出店攻勢によって、2009年3月期は年売上高約47億円を計上していた。

 しかし、急激な事業の拡大や店舗出店などの設備投資で借り入れが膨張するなか、収益は伸び悩み、人件費や賃貸料などの経費負担などもあって資金的にも余裕を欠いた経営が続き、今回の事態となった。

 なお、ブライダル事業については既に当社から切り離されており、別会社が運営している。

 負債は約30億円と見られるが、流動的。