レポート

富士カントリークラブ株式会社

2001/01/12

TDB企業コード:840019813 福岡県福岡市西区 ゴルフ場「フジカントリークラブ」を経営 民事再生手続き開始を申請 負債160億円

ゴルフ場経営の富士カントリークラブ(株)(資本金4500万円、福岡県福岡市西区姪浜町630-1、中井紀夫社長、従業員80人)は、1月11日、福岡地裁に民事再生手続き開始を申請した。
申請代理人は高山征治郎弁護士(東京都中央区銀座4-2-2、電話03-3561-4701)ほか。
同社は1986年(昭和61年)4月に富士町レジャー開発(株)として設立されたゴルフ場経営会社。87年9月に現商号に変更し、同年11月、佐賀県佐賀郡富士町上熊川に9ホールのゴルフ場「フジカントリークラブ」をオープンした。その後、88年11月には18ホールに、94年6月にはさらに27ホールへと拡張を開始していた。94年11月期には、会員数約1330名を有し、年収入高は約7億6000万円を計上していた。
しかし、バブル崩壊後はプレー収入が低迷。加えて、ホール増設費用や運転資金を実質的親会社から調達していたが、その親会社も他のゴルフ場経営などの資金負担から資金繰りが悪化していたことで当社も余裕のない運営を余儀なくされていた。
97年以降には預託金約106億円の償還期限を迎えていたが、会社側がこれに応じなかったため、会員の一部から佐賀地裁に預託金の返還を求める訴訟を起こされ、99年3月には、11人に対して返還を命じる敗訴判決を受けていた。
負債は預託金を含めて約160億円。
 なお、岐阜県可児市所在の(株)富士カントリークラブおよび名古屋市中区所在の富士カントリー(株)とは関係ありません。