レポート

株式会社スポーツプロジェクト高松

2010/05/14

TDB企業コード:710371834 香川県高松市 男子プロバスケットボールチーム「高松ファイブアローズ」運営 自己破産を申請 負債5000万円

「香川」 (株)スポーツプロジェクト高松(資本金1億円、高松市藤塚町1-11-22、代表元二俊朗氏、従業員5名)は、5月14日に高松地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は堀井実弁護士(高松市錦町1-6-1 、電話087-821-4752)。

 当社は、2005年(平成17年)11月に設立されたバスケットボールチーム運営及びスポーツイベント企画運営会社。分譲マンション業界大手である(株)穴吹工務店(香川県高松市)のグループ会社として設立されたもので、日本国内におけるプロバスケットボールリーグ「bjリーグ」へ参戦すべく「高松ファイブアローズ」を結成、同チームの公式戦開催に伴うチケット売上や広告収入、オフィシャルグッズなどの売上を主な収入源としていた。
チームは、2008-2009シーズンでウエスタンカンファレンス3位となり、セミファイナルでは惜しくも敗れたものの、「bjリーグ」への注目の高まりとともに、チーム主催のキッズ・バスケットボール体験スクールの開催など地元での活動を行い、2008年6月期には年収入高約2億8700万円をあげていた。

 しかし、国内景気の悪化とともに観客動員数の伸び悩みが見られ、広告収入やオフィシャルグッズの売上も落ち込んだことで収益性は低調に推移。加えて、大口広告主であった(株)穴吹工務店の撤退が影響してスポンサー収入が大幅に落ち込み資金繰りが悪化、2009年10月3日に開幕する「2009-2010年シーズン」への参戦が危ぶまれていた。その後、小口スポンサーの獲得により「2009-2010年シーズン」へは参戦。2009年11月24日には(株)穴吹工務店が会社更生法を申請したことでその影響が懸念されたものの、「脱企業色」を打ち出すほか2010年1月には代表者交代も実施し事業継続を図ってきた。

 しかし、その後も経営環境は好転せず、興行収入の更なる落ち込みから資金繰りが行き詰まり、今回の事態となった。

 負債は約5000万円。