レポート

群馬トヨタ商事株式会社

2010/01/06

TDB企業コード:220100841 群馬県高崎市 総合リース業 特別清算開始決定受ける 負債43億円

「群馬」 群馬トヨタ商事(株)(資本金8000万円、高崎市問屋町西1-4-1、代表清算人荒井泉治氏)は、2009年12月16日に前橋地裁高崎支部へ特別清算を申請し、18日に特別清算開始決定を受けていたことが判明した。

 当社は、1972年(昭和47年)10月に設立された総合リース業者。産業工作機械、自動車などの輸送用機器、木工機械、印刷機械、事務機器、クリーニング機械等のリースを手がけ、得意先は概ね7000社で主に製造業者をメーンとしていた。

 親会社と歩調をあわせた運営で、群馬県をはじめとして埼玉、東京、神奈川、栃木、長野、新潟などを営業エリアとして、90年3月期には約71億7600万円の年売上高を計上、総合リース業界においては全国レベルで中規模の業容であった。

 しかしここ数年、事業の効率化および大手総合リース業者との競合を回避するかたちで、営業エリアを群馬県および周辺に絞り込んでいたうえに、2008年中には自動車関連産業の設備投資が急速に冷え込むなかで新規契約が減少したため、2009年3月期の年売上高は約37億8000万円にとどまっていた。

 利益面においては断続的に黒字決算を続けていたものの、不況のなかで不良債権の発生リスクが高まっていたうえに、リース会計基準の改正など厳しい経営環境がつづくことが予想されたため、親会社がグループ再編をすすめ、当社は2009年9月末で事業を停止、12月3日には株主総会の議決により解散となり、今回の措置となった。

 負債は親会社1社に対して約43億円。