レポート

古都開発株式会社

2009/10/15

TDB企業コード:984356309 岩手県奥州市 元ゴルフ場経営 自己破産申請へ 負債95億5000万円

「岩手」 古都開発(株)(資本金5000万円、奥州市衣川区中山87-5、登記面=東京都千代田区永田町2-10-2、代表桐山清志氏) は、8月13日付けで事後処理を熊谷信太郎・堀越充子両弁護士(千代田区永田町2-11-1、電話03-3597-0013)に一任、自己破産申請の準備に入っていたことが、このほど判明した。

 当社は、1988年(昭和63年)6月にゴルフ場経営を目的として設立。95年6月に「みちのく古都カントリークラブ」(18ホール、総工費約80億円)をオープン、99年4月期には年収入高約4億7000万円を計上していた。

 しかし、2001年10月に親会社(株)岐阜稲口ゴルフ倶楽部(岐阜県関市)が、バブル崩壊以降の長引く景気低迷とゴルフ人口減少による業績不振から民事再生法の適用を申請。これにより信用力低下に伴う来場者数の減少や料金引き下げを余儀なくされたうえ、2002年3月に大口債権者である大手生命保険会社が債権約30億円を民間サービサーに売却し、翌4月には同社から海外ファンドに同債権が売却されたほか、ゴルフ会員権の償還が困難な事態に陥るなど厳しい経営状況が続き、2008年4月期は年収入高約2億3000万円にまで落ち込んでいた。こうしたなか、2008年に入り運営委託契約を締結した県外のゴルフ場経営業者が同年8月に競売で土地建物を落札し営業継続を決めたことにより、今回の事態となった。

 負債は債権者約900名に対し約95億5000万円の見込み。