レポート

株式会社関西マルキンなど2社

2009/08/18

TDB企業コード:530337601 兵庫県芦屋市 和菓子・和菓子原料卸 民事再生法の適用を申請 負債32億7900万円

TDB企業コード:530337601

「兵庫」 (株)関西マルキン(資本金3500万円、芦屋市楠町8-16、代表中尾芳治氏、従業員8名)と、子会社の(株)栄大商事(資本金1500万円、同所、同代表、従業員2名)は、8月18日に神戸地裁尼崎支部へ民事再生法の適用を申請した。

 申請代理人は須田政勝弁護士(大阪市北区西天満4-6-19、電話06-6365-1317)。

 (株)関西マルキンは、1992年(平成4年)7月に、熊本市にある老舗納豆メーカーの関西営業所長だった現代表が営業基盤を継承するかたちで、同社の出資を得て設立した食料品卸業者。こんにゃく、納豆、豆腐を主力に近年は小豆あん、調整粉など和菓子原料を子会社の(株)栄大商事を通じて輸入販売し、外注製造による和菓子も加え、関西圏を中心に名古屋・東京エリアの食品スーパーや食品問屋への卸、OEM供給も手がけて順調に業容を拡大し、ピークとなる2006年7月期には年売上高約41億5300万円に対し経常利益約5000万円を計上していた。

 しかし、それまでの好業績とは裏腹に、原料を供給し和菓子の製造を委託していた八昇製菓(株)(三重県松阪市、2009年8月に民事再生法申請)に対する資金支援目的の不明瞭な手形発行を数年前から行っていたことが表面化。多額の簿外債務で資金繰りがひっ迫するなか、折からの消費不況により業績も下降し、2008年7月期は年売上高約38億8400万円、経常利益約2100万円にとどまっていた。

 その後も取引先への支払遅延が発生するなど、業界内で信用不安が高まり資金繰りはさらに悪化、決済難に陥り、最終的に法的整理による再建の道を選ぶこととなった。

 申請時の負債は、(株)関西マルキンが約29億1600万円、(株)栄大商事が約3億6300万円、2社合計で約32億7900万円。