レポート

京新ネームプレート工業株式会社

2009/07/08

TDB企業コード:982441204 千葉県柏市 金属外装部品製造 メーカー減産関連 破産手続き開始決定受ける 負債33億8600万円

「千葉」 京新<きょうしん>ネームプレート工業(株)(資本金3000万円、柏市高田1389-3、登記面=東京都墨田区八広4-18-7、代表青木俊氏、従業員124名)は、7月7日に東京地裁へ自己破産を申請、同日同地裁より破産手続き開始決定を受けた。事件番号は平成21年(フ)第12350号。

 破産管財人は三山裕三弁護士(東京都千代田区六番町13-12、電話03-3234-2750)。

 当社は、1954年(昭和29年)3月創業、69年(昭和44年)6月に法人改組した金属外装部品製造業者。アルミ外装部品メーカーとして、カメラ、携帯電話、CD、MDプレーヤーなどの弱電機器向けのアルミ筐体部品の製造を手がけていた。筐金型から表面処理までの一貫生産体制を有し、アルマイト処理をはじめ、各種表面処理加工、3次元形状絞り加工等の幅広い要望に対応、大手カメラメーカーや携帯電話メーカー、AV機器メーカーなどを納入先としていた。

 2004年5月期は、主力のデジタルカメラ及び携帯電話の筐体関連の受注が好調に推移、年売上高は約74億2700万円を計上した。2006年及び2007年5月期は、国内デジタルメーカーにおける在庫調整等により、主力のデジタルカメラの筐体の受注が減少、年売上高は30億円台に低下した。

 2008年5月期では、主力得意先に加えて、大手メーカーからの携帯電話筐体製造の受注が伸びたことから、年売上高は約56億8400万円を計上した。

 しかし、前期好調であった携帯電話筐体の製造については、携帯電話会社の新料金プラン開始に伴うユーザーの携帯電話の買い控え、主力のデジタルカメラ筐体製造については、アルミを使わず樹脂を使う筐体が増えていることから受注は低迷していた。さらに、世界同時不況による大手メーカー各社の生産計画の軌道修正により先行きの受注確保が困難な状況に陥り、資金繰りが悪化し今回の事態となった。

 負債は2008年5月期で約34億475万円。