レポート旭鉄工株式会社

2009/04/30

TDB企業コード:800094214 福岡県福岡市博多区 各種水道管・継手類卸、鋳鉄管製造 自己破産を申請 負債80億円

「福岡」 旭鉄工(株)(資本金2000万円、福岡市博多区博多駅前2-1-1、代表川島輝行氏、従業員128名)は、4月30日に福岡地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は森部節夫弁護士(福岡市中央区赤坂1-10-26、電話092-771-2535)。

 当社は、1959年(昭和34年)11月に設立。前身は38年(昭和13年)4月創業、50年(昭和25年)法人改組の箱崎鉄工(株)で、同社の経営不振により事業を継承し、各種水道管や継手類、緊急遮断弁、仕切り弁などの卸のほか、鋳鉄管の製造も手がけていた。86年の北九州支店を皮切りに、広島営業所、東京支店、大阪支店、仙台支店や宇美工場、ゆりが丘工場、中津工場などを開設するなど事業を拡大。さらに、2004年には中国山東省と上海市に事務所を設置して協力工場による製造を開始し、2006年4月期は年売上高約71億5200万円を計上していた。

 その後も、関東物流センターを開設するなど関東地区の営業を強化したこともあって、2008年4月期の年売上高は過去最高となる約78億100万円を計上していたものの、原材料価格や仕入れ価格上昇分の価格転嫁が進まなかったうえ、設備投資に伴う借入金などの有利子負債が負担となっていた。さらに、昨年秋以降の急速な景気悪化で受注は伸び悩み、新たな資金調達も困難となって、今回の措置となった。

 負債は約80億円。