レポート

一新時計株式会社

2009/03/18

TDB企業コード:985051525 東京都中央区 海外ブランド時計の輸入販売 民事再生法の適用を申請 負債55億円

「東京」 一新時計(株)(資本金1億円、中央区八重洲2-11-7、代表西村恵隆氏、従業員160名)は、3月18日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は進士肇弁護士(港区虎ノ門1-6-12、電話03-3580-8551)。監督委員は渕上玲子弁護士(千代田区有楽町1-6-4、電話03-3595-2062)。

 当社は1949年(昭和24年)3月に設立した輸入時計専門販売会社。当初からスイス製の時計を取り扱うほか宝飾品の小売りも手がけ、業界では相応の知名度を有し、「ロレックス」「カルティエ」「オメガ」などのブランドの取り扱いを開始。百貨店向けの販売を進め、2000年3月期には年売上高約84億9000万円をあげていた。

 しかしその後は、得意先数の減少やブティック開設にともなう諸費用の増加、また、主力販路となっていた百貨店向けの売り上げも低調に推移、2008年3月期の年売上高は約63億6000万円に低迷していた。

 こうしたなか、リーマン・ショックを機に男性用高級時計の需要が極端に冷え込み、売り上げが急減。また、為替変動によって巨額の為替差損も発生し、資金繰りが悪化。今回の措置となった。

 負債は債権者約280名に対し約55億円。