レポート

株式会社スキャンテクノロジー

2008/10/28

TDB企業コード:270304071 東京都港区 画像処理システム開発製造、販売 破産手続き開始決定受ける 負債46億7700万円

「東京」 (株)スキャンテクノロジー(資本金4億1640万円、港区赤坂2-14-11、代表八木田清志氏、従業員15名)は、10月24日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は竹村葉子弁護士(新宿区新宿1-8-5、電話03-3356-5251)。債権届け出期間は11月28日までで、財産状況報告集会期日は2009年2月3日午後4時。

 当社は、1979年(昭和54年)11月創業、81年(昭和56年)1月に法人改組。異物混入などを検査する画像処理システムの開発製造、販売を手がけ、飲料、医薬品メーカーを主力得意先としていた。CCD(電荷結合素子)でとらえた物体を判断する技術を応用したシステムで、内容物の充填状態、外観の検査に使用され2005年12月期には年売上高約21億4300万円を計上していた。

 安定した受注環境を背景に2007年12月期の年売上高も約20億4400万円を確保していたが、2008年9月20日に創業者で筆頭株主でもある代表が死去。その後、不適切な会計処理や不動産への投資が発覚、実質的に経理面が機能せず、金融機関やリース会社などに対し支払いの一時猶予を要請していた。資金繰りが悪化するなか、対外的な信用は失墜したうえ、経営の立て直しが困難となり事業継続を断念した。

 負債は約46億7700万円であるが変動する可能性がある。