レポート

ダイエーファーム株式会社など2社

2008/08/26

TDB企業コード:580652666 大阪府大阪市北区 基礎工事、不動産販売 自己破産を申請 負債34億6000万円

TDB企業コード:580652666

「大阪」 ダイエーファーム(株)(資本金5500万円、大阪市北区西天満3-3-7、代表清水秀男氏、従業員14名)と、清水住宅(株)(資本金9000万円、吹田市内本町3-24-17、同代表、従業員20名)は、8月26日に大阪地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は細川敦史弁護士(兵庫県伊丹市西台1-2-11 C-3ビル5階、春名・田中法律事務所、電話072-781-7327)ほか。

 ダイエーファーム(株)は、1966年(昭和41年)1月創業、73年(昭和48年)8月に設立。コンクリートパイルの販売施工や杭打ち工事などの基礎工事を手がけ、新築ビルなどを主体に国内中堅ゼネコンや大手ハウスメーカーからの受注を得て営業基盤を確立、京阪神地区を中心に奈良や滋賀など近畿全体に営業エリアを拡大していた。また、近年は戸建住宅や分譲マンションの販売代理を手がけるなど不動産事業を行い、関連会社の清水住宅(株)と提携して阪神北摂地区を主体に、東海地方や東京にも商圏を拡げ、2006年7月期には年売上高約20億200万円を計上していた。

 その後も不動産事業を伸長させていたが、2008年に入り不動産市況の悪化から得意先であるデベロッパーからの受注が大幅に落ち込み、戸建物件の販売も低迷、これに伴い収益面も低調に推移していた。このため、得意先の新規開拓やリストラに努めたものの、業況は好転せず、ここに来て資金調達力が限界に達したことから今回の措置となった。

 清水住宅(株)は、73年(昭和48年)1月に設立。宝塚や西宮などを中心に阪神地区で戸建住宅の販売を手がけ、一時は小規模マンションの開発なども行っていた。マンション開発が好調であった2006年7月期には年売上高約31億8100万円を計上していたが、その後は市況の悪化に伴い販売が低迷、在庫物件を多数抱えるなど資金繰りが悪化していた。

 申請時の負債は、ダイエーファーム(株)が約13億円、清水住宅(株)が約21億6000万円で、2社合計約34億6000万円。