レポート

鳴河株式会社

2000/10/27

TDB企業コード:400103976 愛知県名古屋市中区 愛知県トップの老舗呉服卸 自己破産を申請 負債200億円

愛知県トップの老舗呉服問屋である鳴河(株)(資本金1億6500万円、愛知県名古屋市中区錦2-7-8、鈴木克夫社長、従業員220人)は、10月27日に名古屋地裁に自己破産を申請した。
 申立代理人は太田博之弁護士(名古屋市東区東桜1-3-2、電話052-962-9556)ほか1名。
 同社は1944年(昭和19年)11月に創業、48年(昭和23年)に法人化。「鳴裳苑」「miss そ・わ・れ」「振袖Love Story」など自社ブランドの呉服和装品を主力として、アパレル、寝具・インテリア用品、服地などの繊維商社として愛知県ではトップクラスの地位を築いていた。大手百貨店を始め、量販店や専門店・小売店など全国1500社の得意先を擁し、ピーク時の91年3月期には年売上高約272億8000万円を計上していた。
 しかし、バブル崩壊後の個人消費の落ち込みに加え、消費者の着物離れや若年人口の減少などから、売り上げは低下の一途をたどり、99年同期は186億5700万円、2000年同期は170億9000万円と大幅に落ち込んでいた。この間、積極的な営業展開で借り入れが膨張していたうえ、業界不振により取引先が倒産して焦げ付きが頻発したことから資金繰りが悪化、今期に入っても業績は回復せず、ついに支えきれず今回の事態となった。
 負債は約200億円。