レポート

キムラ工業株式会社

2000/10/24

TDB企業コード:985144778 東京都板橋区 土木工事 民事再生手続き開始を申請 負債92億9100万円

キムラ工業(株)(資本金2400万円、東京都板橋区三園2-12-14、木村光男社長、従業員103人)は、10月24日午後3時に東京地裁へ民事再生手続き開始を申請した。
申請代理人は栃木義宏弁護士(港区虎ノ門2-7-6、電話03-3580-1331)。
同社は、1964年(昭和39年)6月創業、68年(昭和43年)8月の設立。大手ゼネコンからの民間下請け工事を主体に、建設省および東京都など官公庁からの元請け工事も手がける一般土木工事請負業者で、関東圏のほか東北地方にも支店を開設して業容を拡大。ピーク時の94年3月期には年売上高約78億9900万円をあげていた。
しかし、バブル期におこなった子会社を通じたゴルフ場開発の失敗から、近年は連続して多額の特別損失計上を余儀なくされていた。こうしたなか、公共工事の前倒し発注や補正予算の執行もあって、官公庁からの受注は好調で、2000年同期の年売上高は約73億2600万円を確保していたものの、民間工事部門における受注単価下落の影響が大きく、特に汐留地区の再開発における工事単価が原価割れを起こし出血工事を余儀なくされたことなどから、資金繰りはひっ迫していた。また、金融機関から融資圧縮を遂行されるなど、当社を取り巻く環境が一段と厳しくなったことからついに支え切れず、今回の措置となった。
 負債は2000年3月末時点で、割引を含めて約92億9100万円。