レポート

株式会社木の城たいせつなど4社

2008/03/10

TDB企業コード:010498852 北海道夕張郡 地場大手ハウスメーカー 【続報】 自己破産を申請 負債111億6800万円

「北海道」 既報、3月5日付で事業を停止した(株)木の城たいせつ(資本金2億2000万円、北海道夕張郡栗山町旭台1-15、代表山口昭氏ほか1名)、(株)たいせつ構証(資本金1億2100万円、北海道夕張郡栗山町旭台23-82、同代表)、(株)匠一(資本金1000万円、北海道夕張郡栗山町旭台23-129、代表玉熊幸美氏)、(株)北匠(資本金1000万円、北海道札幌市北区北39条西7-3-8、代表三浦清司氏)の4社は、3月10日に札幌地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は諏訪裕滋弁護士(北海道札幌市中央区南1条西10、電話011-281-5636)。

 (株)木の城たいせつは、1950年(昭和25年)創業、91年(平成3年)10月に法人改組した建築工事業者。創業後、施工部門、営業部門、資産管理部門などに数回分社化、統合を繰り返し、その後当社と施工部門の(株)匠一、(株)北匠、部材製造部門の(株)たいせつ構証、保険代理業1社と当社の5社へグループ再編を行っていた。

 木の城たいせつは、無落雪・高断熱・高耐久注文住宅「木の城たいせつ」の設計・施工・監理を主体として、過年に販売した住宅のリフォーム工事を手がけ、2002年5月期には年売上高約195億8300万円を計上していた。

 しかし、個人消費の低迷による販売戸数の伸び悩みなどによって2007年5月期の年売上高は約94億6600万円にまで減少。今期に入っても改正建築基準法の影響による着工遅れの影響もあり業況は上向かず資金繰りは悪化、支払い遅延が発生するなどして一部取引先から資材供給を打ち切られる事態も発生していた。

 今年2月には取締役会長であった山口昭氏が代表取締役に復帰し、社外から新たに3名を役員として迎え入れるなどして経営改善に注力し、資金調達を模索していたが、先行きの見通しも立たなくなり今回の措置となった。

 負債は、木の城たいせつが約57億円、たいせつ構証が約32億700万円、匠一が約11億7500万円、北匠が約10億8600万円で、4社合計では約111億6800万円。