レポート

株式会社四季

2008/03/06

TDB企業コード:530317911 大阪府大阪市中央区 子供服・ベビー服製造卸 自己破産を申請 負債61億1100万円

「大阪」 既報、(株)四季(資本金5000万円、大阪市中央区淡路町2-6-6、代表徳岡康司氏、従業員29名)は、3月6日に大阪地裁へ自己破産を申請した。

 申請代理人は小林俊康弁護士(大阪府大阪市北区西天満6-7-4、電話06-6360-3666)。

 当社は、1976年(昭和51年)12月に吉川繊維(株)の商号で設立され、86年(昭和61年)7月に四季繊維(株)に、94年(平成6年)10月に現商号へ変更した。ベビー服・子供服(50%)、婦人服(40%)の製造卸業者で、一部輸入代行なども手がけていた。中国を中心に海外で製造し、商社経由でアパレルメーカーや大手量販店との取引を拡大し、2006年には東京事務所を開設するなど積極的な事業展開により営業基盤を確立。近年は、大手ベビー子供服小売チェーンからのOEM受注により売り上げを拡大し、2007年6月期には年売上高約41億2500万円を計上していた。

 しかし、売り上げが伸びる一方で収益面は低調に推移し、金融機関からの借入金増加などにより資金繰りは悪化していた。このため、2006年1月からは新規事業をスタートさせるなど新たな展開を模索したが奏功しなかったうえ、一部では元子会社など複数の企業との不透明な取引が指摘されるなど経営不振が表面化。その後も金融機関からの借入金は増加を続け、ここにきて資金調達も限界に達し、1月25日には事業を停止していた。

 申請時の負債は約61億1100万円。