レポート

株式会社エル・アンド・ジー

2007/11/27

TDB企業コード:983637987 東京都新宿区 会員制電子マネー市場「円天市場」運営 続報 負債額判明 負債879億9200万円

「東京」 既報、(株)エル・アンド・ジー(資本金2000万円、東京都新宿区新宿2-15-22、代表波和二氏、従業員60名)は、11月26日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けていたが、負債額が判明した。

 負債は、2007年6月期末時点で約879億9200万円。

 破産管財人は福田大助弁護士(東京都港区虎ノ門4-3-1、電話03-5405-4080)。財産状況報告集会期日は2008年7月16日午後1時30分から日比谷公会堂にて行われる。

 当社は、1987年(昭和62年)8月に設立された。主力商品となるバイオと遠赤外線を利用した健康寝具「バイオゴールド」(小売価格36万円~48万円)のほか、遠赤外線を利用したアンダーウエア、チョッキ、ショルダーウォームの「B・Gシリーズ」などの健康用品類、栄養補助食品「バイオコンドロイチン」など、健康寝具、健康用品、栄養補助食品販売を手がけていた。また、近年では、(株)エル・アンド・ジーあかりが手がける「円天市場」への各種商品供給、出店企業・団体・個人への出店権利の販売および管理も行っていた。

 「円天市場」は“円天”と称される電子マネーを利用するもので、「保証金と同額の“円天”を毎年利用できること、また3ヵ月ごとに9%の配当を支払い、解約時には元金を返還する」と説明し会員を募っていた。

 しかし、今年に入って配当の支払いがストップ。その後、毎月行っていた芸能人参加の大規模パーティーや、全国の「円天市場」が開かれなくなったほか、8月に入って“元金円天”なる新たな電子マネーが登場するなど、迷走を極めていた。

 10月1日には東京都が都消費生活条例(不当勧誘行為)に抵触する疑いがあるとして立ち入り調査を行ったほか、警視庁生活経済課なども10月3日に出資法違反容疑で本社や役員宅など数十ヵ所の家宅捜索を行っていた。こうしたなか、10月14日には被害対策弁護団が被害者説明会を開催、「当社に対する破産申し立て」「損害賠償請求訴訟の提起」「詐欺容疑などでの刑事告訴」の活動方針を示していた。