レポート

株式会社エム・シー・エム(旧・三井石炭鉱業株式会社)

2007/10/25

TDB企業コード:985786091 東京都江東区 元・石炭採掘、販売 続報 破産手続き開始決定受ける 負債1200億円

「東京」 既報、(株)エム・シー・エム(旧・三井石炭鉱業(株)、資本金25億円、江東区豊洲3-3-3、代表清算人綾克己弁護士)は、10月19日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は金子喜久男弁護士(中央区銀座1-13-12、電話03-3561-7431)。債権届け出期間は11月26日までで、財産状況報告集会期日は2008年1月21日午後4時。

 当社は、1973年(昭和48年)8月に三井鉱山(株)(東証1部上場、東京都江東区)の石炭採掘部門を分離して設立。三井鉱山(株)の全額出資(ただし非連結子会社)会社で、資金調達についても同社から行うほか、当時の通産省エネルギー政策適用会社として政府の補助を受けてきた。92年4月以降は国内炭生産の段階的縮小を図る政府の新石炭政策が実施され一部鉱業所を閉鎖。94年3月期の年売上高は約432億9400万円にとどまっていた。

 こうしたなか、可採炭量の枯渇と収支の悪化から97年3月に三池鉱業所を閉山。以降は国内炭採掘事業から撤退し事業活動を中止、以降は清算事務を行っていた。2003年9月には三井鉱山(株)が産業再生機構の支援決定を受け、同社の事業再生計画で当社は2007年3月までに清算されることとなっていたが、債務超過に陥っていたため2006年12月22日に東京地裁へ特別清算を申請していた。

 しかし、その後も当社は訴訟を抱え、特別清算協定案の策定・認可のメドが立たないことから今回の措置となった。

 負債は約1200億円。