レポート

札幌国際観光株式会社

2007/08/16

TDB企業コード:010063686 北海道札幌市中央区 ホテル・飲食店経営 民事再生法の適用を申請 負債43億7000万円

「北海道」 札幌国際観光(株)(資本金6億8000万円、札幌市中央区南7条東1-1、代表伊藤俊男氏ほか1名)は、8月16日に札幌地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、再生手続き開始決定を受けた。

 申請代理人は橋本昭夫弁護士(札幌市中央区北4条西20-1-28、電話011-631-2300)ほか3名。

 当社は、1962年(昭和37年)11月に設立された老舗のホテル経営業者。「札幌ロイヤルホテル」(客室85室)、「センチュリーロイヤルホテル」(客室300室)の経営を手がけるほか、かに料理専門店「かにっこ」などの飲食店の経営も行い、97年1月期には年収入高約89億1000万円を計上していた。

 しかし、その後は景気の低迷に伴う個人消費の冷え込みや、大型シティホテルの新設よる競合の激化から客単価の低下傾向を強いられるなど減収傾向に歯止めがかからず、2007年1月期の年収入高は約51億2600万円にまでダウン。この間、社有不動産の売却や人件費の削減などに注力したものの、黒字転換は果たせず連続欠損を余儀なくされていた。

 このため「札幌ロイヤルホテル」の事業譲渡を計画していたが不調に終わり、今回の措置となった。

 負債は2007年1月期末時点で約43億7000万円。

 なお、現在「札幌ロイヤルホテル」「センチュリーロイヤルホテル」ともに営業を続けているが、「かにっこ」については9月末で廃業する予定。