レポート

株式会社甲州管財

2007/08/06

TDB企業コード:280028712 山梨県甲府市 元百貨店経営 特別清算開始決定受ける 負債41億円

「山梨」 (株)甲州管財(旧:(株)山交)(資本金2000万円、甲府市丸の内1-3-3、登記面=東京都中央区八重洲2-10-3、代表清算人高岡光盛氏)は、7月24日に東京地裁へ特別清算を申請、翌25日に同地裁より特別清算開始決定を受けた。

 申請代理人は池田尚雄弁護士(東京都港区虎ノ門3-7-4、電話03-3436-3584)。

 当社は、1954年(昭和29年)5月に百貨店経営を目的に設立。JR甲府駅前に店舗を構え「山交」の名称で親しまれ、甲府市内の中心企業として経営基盤を築き、最盛期である99年2月期の年売上高は約109億円を計上していた。

 しかし、甲府市郊外に大型小売店の出店が相次ぐなど百貨店離れが進み、甲府市内の空洞化に伴い店頭販売、外販ともに苦戦を強いられていた。こうしたなか、2006年3月期(2002年3月期決算期変更)の年売上高は約72億8600万円まで減少、赤字経営が続き債務超過の状態に陥っていた。

 このため、経営再建に向け2007年2月会社分割により新設された(株)山交百貨店(甲府市)に百貨店事業を集約。負債の大半を当社に残し債務の整理を進めてきたが今年3月23日に(株)山交から(株)甲州管財へ商号変更し、3月31日に株主総会の決議により解散していた。

 負債は約41億円の見込み。

 なお、百貨店事業は(株)山交百貨店(甲府市)が引き継いでおり、今後も事業を継続していく。