レポート

新和光商事株式会社

2007/05/29

TDB企業コード:270891402 埼玉県和光市 飲食店・カラオケボックス経営 民事再生法の適用を申請 負債40億円

「埼玉」 新和光商事(株)(資本金5000万円、和光市本町2-1、代表柳下和夫氏、従業員120名)と、関係会社のエーピー建設(株)(資本金4000万円、和光市新倉1-2-42、同代表、従業員10名)は、5月28日にさいたま地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日同地裁より保全命令および監督命令を受けた。

 申請代理人は松村正哲弁護士(東京都千代田区丸の内1-6-5、電話03-5223-7755)ほか3名。

 新和光商事(株)は、1995年(平成7年)9月に飲食店やコンビニエンスストアなどの経営を目的に設立。その後県内や東京都内に「どっかん寿司」「祭り一丁からおけ倶楽部」、「お座敷居酒歌楽祭一丁」などを開店。最近では和食の個室割烹店「和ダイニング十六夜」を出店するなど20店におよぶ積極的な展開を行い、2005年10月期には年売上高約26億5000万円を計上していた。

 こうしたなか、積極的な飲食店の店舗展開を行っていた新和光商事(株)が同業他社との競合激化や少子化などによる来店客の減少から業績が悪化し、関係会社エーピー建設(株)への支援負担も重荷となり、運転資金など資金調達も限界に達したことから、今回の措置となった。

 関係会社のエーピー建設(株)は、87年(昭和62年)5月に東京都豊島区で(株)エーピーホームの商号で設立され、不動産の売買や賃貸、仲介業を手がけていた。93年12月には現商号に変更され、翌94年には本社を板橋区内から埼玉県和光市に移しマンションの販売などを手がけ、96年9月期には年売上高約28億円を計上していた。しかし、その後は不動産価格の低下などから業績は悪化、借入金の返済など苦しい運営を強いられ関係会社の新和光商事(株)から支援を得て事業を継続していた。

 負債は新和光商事(株)が約40億円、エーピー建設(株)は現時点では判明しない。