レポート

大都産業株式会社

2007/03/06

TDB企業コード:500112431 京都府京都市右京区 レストラン経営 特別清算開始決定受ける 負債70億円

「京都」 大都産業(株)(資本金1000万円、京都市右京区嵯峨天龍寺造路町33、清算人馬場卓爾氏)は、2005年11月に開催した株主総会で解散を決議し、京都地裁へ特別清算を申請、2月19日に同地裁より特別清算開始決定を受けていたことがこのほど判明した。

 申請代理人は岩永達也弁護士(京都市中京区高倉通夷川上る福屋町730、電話075-213-7755)。

 当社は、観光事業を目的に1960年(昭和35年)4月設立、65年から嵐山・渡月橋北詰で「レストラン嵐山」をはじめ「京みやげのデパート大都」を経営、大型観光バス80台を収容する駐車場を備え、京都・嵐山の観光中心施設となっていた。89年4月から新事業として絵画の販売を手がけ、90年3月期には年売上高約42億5200万円を計上していた。

 しかし、バブル経済の崩壊で絵画販売に行き詰まり98年以降は売却損が慢性化し、金融債務が延滞。2003年3月期は年売上高約14億9200万円、当期損失約10億3600万円、繰越損失約71億9100万円に上っていた。

 また、2004年1月には出資する関係会社、京都交通(株)(亀岡市)が会社更生法の適用を申請するなどグループの経営環境が悪化。このため、2005年7月京都経済界の有志が共同出資し、(株)渡月橋(資本金1000万円、同所)を設立、同年11月に不動産をはじめ営業基盤を譲渡し、当社は整理に入っていた。

 負債は、金融債務を主体に約70億円の見込み。